ShortMovieオリジナル -1
そして
気持ちよく舌打ちをし
少女の後横顔からのカット
私は歩き出した
少女背後からの星空へぬけるカット
(コンクリートで挟まれたコンクリの道 少女側に電柱)
「あぁ、 くだらない」
あぁ、
→星空を真下から真上へ見上げる(星空のみの)カット
中心を軸にして白い雲と真っ黒い空まばゆい星たちがまわっている
(中心から遠いほど大きく 近いほど小さくなる遠近感)
くだらない
→ここで画面真っ黒に
声だけ響かせる
そのままエンドロールへ
少し音無で白地のエンドロール流して
少したってから静かめの曲(歌詞つき)を流していく
イメージはエゴイストのハーモニーのやつ
全体を通したテーマ
「悪態づくのは愛しいから」
最後の少女は
悲観的な結末を迎えながらも
ここでやっと気づく
私はこんなにも愛しさをもてていたんだと
この世がおわる静かな夜
人一人通らない夜道をただただ歩く
くだらない 声
→空気が抜けたかんじで
重い荷が下り体も溶け自分の魂だけが静かになんの隔たりもなく空気を震わせた
そんなイメージで
ひとが少女がというより、魂の振動をあらわしてほしい