short-6

はぁ

…………

っ、、ぅん

　　　 　　『意識と無意識の間』

私は18.女

彼氏はいる

性格は理屈っぽい

職業は　part time jobberだ。

好きなことはミュージカル

というか本職がこっちである

収入によってメインが変わるなんて誰が決めた

真っ暗いへやのなか

ニコ動が律儀に１時のお知らせをしてくれてる

別にニコ動を観ていたわけではない

この空間に

なにかを存在させていたかったのだ

我が家にテレビはない

つまらないから

なにがメディア

調子のいいことばかり掘り下げて図々しく人の中身をえぐりだしては公共の電波で飛び散らせる

個人情報保護法はメディアのやつらをまず取り締まるべきではないか？

主に芸能人

彼らは私らパンピーと一体全体なにが違うのだろうか

世界は

そんなに小さくないのだ

私が観たいのはリアル

ってわけで

唯一チェックするのは多分野で活躍する友人たちのSNSと

海外チャンネルのみ

私は幸いにも英語を流暢につかうことができる

というのも

帰国子女だから

ではなくて

金がないなりに金がなくてもできる方法で頑張ったからだ

謂わば努力の賜物

オーストラリアの永住権だって

英語の点数だけでいったら一番に許可してもらえるだろう(なんて思ってはいるけど、、)

今日はつかの間の休日

稽古もバイトも

なんもなしにした

だって

今日は特別な日だから

川辺にたつアパート

自らの部屋

深夜

私はみえないあなたに向かって

自身の白い凹凸を醸しきっていた

っぁ

………………

歌　声　演技　ダンス

全てに興味があった

耳が聞こえなくとも

目が見えなくとも

感覚がわからなくとも

それでも伝わる

それだから伝える

非言語のコミュニケーションだ

ﾍﾟﾁｬﾍﾟﾁｬ

(しずか)

(しずかだ　な　)

私のピンクの二つのとんがりを

指先で弄んで舌で転がして

優しくえきが溢れるほどに吸ってほしい

硬く大きくなるまで

びちょびちょに

して

女性は

誰かに乳首を吸われると

その人のことを守りたく、つまり愛しく思うようになってるらしい

なんだか、　

ワタシタチは乳首から愛を交換してるみたいだ

目を閉じる

あの日の宇宙(ソラ)が広がり

涙が弧をえがいた

そんな気がした

あのね

あのね

あのね

わたしのからだにふれてほしいの

あなたの粘液でべとべとにして

あなたのものだと証明してよ

そう思いながら

わたしは自身のとんがりをとてつもなく虚しく思う

部屋のすみには適当に丸められたpart time jobber　の過去たち

明日の私を手に取った

「あの日の僕らにさよなら」

まるでこの作品のようだよ

私とあなたは

地球と冥王星くらい

距離があるのかな

私は明日から

憧れの四季で

ステージの中央に立つよ