MOIMOIchance@woman

その日気になったものたちが一人で歩き出した。そんなブログ

short-3



f:id:MOIMOIchance:20160224025316j:image

"星降る夜だった"

その言葉通り
僕たちが住む ここ に
煌めく星が堕ちてきたのだ

まるで
ずっとこうしたかった とでも言うように

彼らは思い止まることなくまっすぐと
 ここ に堕ちた


黒でなく紺色のステージを
僕は特別好いていた

紺にはじまる白い光が好きなのだ




そんな日のこと

僕は彼女の裸をみた



何も身に付けていない白い曲線は

重さを手に入れた宇宙だった



何も言わない春夏は
静かに目を閉じた


僕は彼女に吸い込まれるように張り付いた

いや、
抱き染めた

まるで
ずっとこうしたかった とでも言うように


                   『HERE』

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

女は全て母である
母(子宮)に還りたいと人間はどこかで思っている
だから
女に求めるのは癒しであって
そんな気は更々なくとも癒せてしまうのが女の力

女性性がそうさせるのではない
ましてや性器は問題でない

重要なのは
彼女が彼女であること

女としてうまれた魂に
全ての母の遺伝子が入っている



もともととても宇宙的な存在が女性なのかもしれない。
不適合といいたいわけでなく、区別するなら社会的ではない。